千種ビル群の解体

当観測所からほど近い千種ビル群が解体工事中です。
千種ビル群は住友生命が開発したオフィス4棟＋駐車場棟で構成される施設群で、10年ほど前に積水ハウスに売却されています。通りに面した部分が足場に覆われつつある千種ビル（手前）、千種第二ビル（左奥）、千種第三ビル（右奥）。第二ビルの屋上には2機の小型重機も入りました。高層棟の千種ニュータワービルは今のところ変化なし。
ニュータワービル左奥でクレーンが稼働している建設現場は「エステムプラザ千種駅前」というマンションで、千種ビル群の隣の敷地です。

解体後にはタワーマンションや商業施設が建設されるそうで、かなり大規模な施設になりそうです。
敷地の状況をざっくり見積もると
- 敷地面積：1万m2強
- 容積率：550%前後（敷地の約3/4が600%、残り約1/4が400%）
くらいで、このままでも容積率不算入分を入れて延床面積7〜8万m2程度、総合設計制度を適用できれば10万m2程度の開発も可能そうです。
同じ積水ハウスの大型タワーマンション「グランドメゾン池下ザ・タワー（延床面積：約4.9万m2）」や「グランドメゾン御園座タワー（同5.6万m2）」を超える大規模物件になるのは間違いないでしょう。

当観測所的に心配なのは高層棟の位置で、敷地西寄りに30階超の建物が建つと当観測所から御嶽山が見えなくなる可能性が高いです。そうなったらまた引っ越しする羽目になるのか・・・